肝硬変の症状:中期

黄疸

黄疸とはビリルビンという色素が血液中に増加し、その結果、全身の皮膚や粘膜に過剰に沈着した状態を意味します。

日本人の場合は肌の色が元々が黄色ですので判断は難しく、基本的には眼球の白目の部分が黄色いかどうかで判断します。

素人が見てもわかるくらい黄色ががっていますので、眼球を見て黄色ががかっている場合はすぐにでも専門医での受診をしてください。


静脈瘤

肝硬変の患者さんのほとんどに合併症として現れる症状です。

肝硬変で肝臓内の血液が流れにくくなると、一部が食道へ向かい静脈瘤を起こします。

食道静脈瘤の破裂は最悪の場合出血多量による死につながりますので注意が必要です。

これには胃と食道に与える刺激を極力小さくするため柔らかいものや加工してあるものや消化しやすいものとる必要があります。



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