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肝機能の数値:γ-GTP

γ-GTPは、肝臓、腎臓、すい臓、脾臓、小腸などに含まれている解毒作用に関係している酵素で、アルコールに反応します。

γ-GTPは肝臓や胆管の細胞が死んだときに血液中に流れ出すため、肝臓や胆管の細胞がどれくらい壊れたかを示す一つの指標になります。

アルコール性肝障害や、胆石で胆道が塞がれたときに数値は上がりやすいと言われています。

血液中にγ-GTPが流れ出ること自体は、体に悪いことではなく、γ-GTPがなぜ増えているのかということが注目すべきポイントです。

γ-GTP値が高いと、肝臓の細胞などが壊されているのではないかという恐れがあります。

肝機能数値の正常値

γ-GTP(正常値)男性…50IU/L単位以下

γ-GTP(正常値)女性…32IU/L単位以下


正常値を下回っている分には問題ありませんが、数値が上回っている場合には、肝臓に負担がかかっていると考えられます。

γ-GTPの数値が高くても100以下であれば、禁酒などお酒・アルコールを控えることで正常値に戻ると考えられます。

��00以上であれば、脂肪肝が進行していると考えられます。




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コーヒーの摂取量が多いと肝臓がんの発生率が低下

コーヒーを飲んでいる人は肝臓がんの死亡率が低いという研究結果が報告されています。

研究によるとコーヒーを飲まない人と比べて摂取群では肝臓がん発症リスクが全体で41%低下していました。

コーヒーの摂取量別の肝臓がんリスクの低下は,少量~中等量飲用群が30%,大量飲用群が55%でした。また,1 日のコーヒー摂取が 1 杯増えることにより全体で23%のリスク低下が認められました。

��日2~3杯程度のコーヒーで肝臓がんの発生リスクが半分くらいになるという報告は魅力的です。
動物実験でもコーヒーには大腸がんや肝臓がんの発生を抑える効果が報告されています。

発がん予防効果のメカニズムとして、コーヒーに多く含まれるクロロゲン酸などのポリフェノール類やメラノイジンによる抗酸化作用が指摘されています。

野菜や果物から抗酸化物質を多く摂取していると一般的に考えられていますが、米国人は他の食品よりもコーヒーから抗酸化物質を多く摂取しているという報告もあります。

肝臓がんの発生や再発予防において抗酸化作用は重要なので、抗酸化作用の強い成分を豊富に含むコーヒーが有効なのかもしれません。




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肝臓を守る正しいお酒の飲み方

1 自分の体質にあった適量で
飲みすぎないことは鉄則だが、自分に合った量を知ることが最も大切です。

酒の影響が表れてくるのは飲み始めて30分~1時間後なので、酒の初心者は最初の1時間、少しずつアルコールを摂取しながら、自分の体調の変化を見極め、1時間あたりに飲める自分の適量を知るようにしよう。

水で割れる焼酎などの酒で、濃さを調整しながら飲むのがお勧めです。


2 酒は“いち銘柄”に。飲み方を変えて
複数の酒を一度に飲むと酔いやすいのはよく知られているが、同じ種類の酒でも銘柄を変えると酔いやすくなることはあまり知られていない。

銘柄が違うと成分も若干異なるため、アルコール分解機能をもつ肝臓に負担がかかりやすい。


3 飲んだアルコールと同量の水を摂取する
アルコールは肝臓で分解されるが、その過程で大量の水が必要です。

飲んだアルコール量と同じかそれ以上の水分を摂るようにしよう。

また、焼酎やウイスキーは水で割って飲むことができるのでお勧め。

「飲みすぎたな」と思ったら寝る前に水を大量に摂る。


4 酒の温度に注意する。常温か、お湯割りで
人間は、舌の温度(約35℃)に近いほど、味を感じることができる。

酒も、常温~少し暖かい程度が、最も味わいを感じられる状態だ。

冷えすぎた酒は内臓を冷やすことにもつながり体に負担がかかるので、特に夜22時以降は、ロックは避けるようにしよう。

お湯割りは香りも強く、飲みすぎ防止効果もあります。


5 高たんぱくの食事と組み合わせて

食事を食べながら飲むのは、酔いすぎないための基本です。

肝臓のエネルギー源はたんぱく質なので、高たんぱくの食事(肉料理、魚料理、卵料理、豆類)をとりながら飲むのが特にお勧めです。


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肝臓がんの入院期間

肝臓がんの入院期間は何ヶ月も及ぶというのは多くはありませんが、やはりがんですから入院は必要となってきます。

一般的な原発性肝臓がんの切除手術をする場合の入院期間
手術の数日前から入院し、手術に備えます。
手術後は傷の治りや体調などを見て退院の日を決めますが、ほとんどの人は10~20日ほどで退院できます。

がんの切除手術ではなく、経皮的エタノール注入療法や経皮的マイクロ波凝固療法、ラジオ波焼灼療法といった局所治療の場合の入院期間はより短くて、3日~1週間程度で済みます。

がん以外に肝硬変がある場合や高齢の場合などは入院期間が一ヶ月ほどに長引いてしまう人もいます。
厚生労働省によると肝臓がんの平均入院日数は26日となっています。
通常の手術で必要な日数よりも長いのがわかります。

がんが再発するたびに検査が必要になりますので、約一ヶ月の期間の入院が再発のたびにあると思った方がいいかもしれません。
肝臓がんの入院は、連続で数ヶ月というよりも、入退院を繰り返すというイメージです。

転移性の場合の入院は、原発のがんの治療が中心となってくるのではっきりとした入院期間ははっきりとわからないものです。

原発のがんの治療が入院の必要のない抗がん剤治療をするケースもあれば、原発のがんの切除手術と、転移性肝臓がんの切除手術を同時期に行うケースもあります。

転移性のがんの状態だけでなく、原発のがんの状態に大きく左右されてしまうのですが、がんの多くの平均入院日数は30日前後というデータがあります。

がんの状態が悪いときは退院できず、しばらく入院が続くという人も少なくはありません。



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G型肝炎とは

肝炎ウイルスは、これまでA、B、C、D、Eの5種類のほかに、G型とTT型が発見され、合計7種類とする説もありました。その後の研究で、G型肝炎、TT型肝炎に感染しながら肝炎を発症しない人が多いことが分かりました。
最近ではG型とTT型は肝炎ウイルスの部類に入れないことになっています。


【G型肝炎】
G型肝炎は、肝炎です。

ほとんどは輸血経験者で、透析患者や血友病患者が多いので、医療行為が原因と考えられています。

日本で、献血のときにG型肝炎ウイルスをチェックしたところ、100人に1人が感染していたそうです。

G型肝炎ウイルスは、C型肝炎ウイルスに構造が似ていることが特徴です。

G型肝炎は、急性肝炎を発症しても自覚症状が黄疸が出ることもほとんどありません。


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E型肝炎とは

E型肝炎は、A型肝炎と同じように、ウイルスの保菌者の便によって汚染された生水や食品を口にすることで感染します。

E型肝炎は、潜伏期間が感染源の生水や食品を突き止めるのが難しいといわれています。

潜伏期間を過ぎると、A型肝炎に似た、発熱や黄疸をともな急性肝炎を発症し、抗体ができて治ります。


【E型肝炎の特徴】
E型肝炎の特徴は、感染率が青年と大人で高く、小児で低いことがあげられます。
ウイルス性肝炎にくらべて、劇症肝炎になりやすいことです。
女性がE型肝炎に感染してしまうと劇症肝炎になりやすいといわれ、その死亡率は20%という高い確立なので注意が必要です。


【E型肝炎の治療法】
E型肝炎の治療法は、A型肝炎と同じで、劇症肝炎をのぞいて安静にすることが第一となります。

予防法は確立されていませんが、海外旅行などで多発地帯に行くときには、生水と食品を口にしないという心がけが必要です。
E型肝炎の多発地帯は、インドネシアなどです。

A型肝炎はワクチンが開発されていますが、E型肝炎のワクチンはまだ完成していません。


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D型肝炎とは

D型肝炎とは、ウイルス性の病気です。

D型肝炎ウイルスは、肝炎を起こす性質をもってはいますが、それ自体では存在できません。

D型肝炎ウイルスは、B型肝炎がなければ存在できません。


【δ(デルタ)肝炎】
B型肝炎の患者の肝細胞から、HBV(B型肝炎ウイルス)とは違うウイルスが発見されました。
ウイルスは、“δ(デルタ)因子”と名づけられました。
その後の研究で、δ因子はウイルスであることが分かりました。
この肝炎は、現在ではD型肝炎と呼ばれるようになりました。


【D型肝炎の特性と地域】
HDV(D型肝炎ウイルス)はHDV自体を捉えることはできません。
抗体を検出することはできます。
それによって、D型肝炎に感染しているかどうかを調べることができます。

D型肝炎は、島などに多い肝炎です。
アジアはB型肝炎の多発地帯ですが、陽性率は低いといわれています。
日本では、HBV(B型肝炎ウイルス)キャリア(ウイルスを持っている人)の0.1~0.4%にすぎないそうです。


【D型肝炎に感染すると?】
D型肝炎は、血液で感染します。

・輸血などでB型肝炎とD型肝炎に同時に感染する場合・もともとB型肝炎のキャリア(ウイルスを持っている人)がD型肝炎に重感染する場合
※重感染とは、ある肝炎のキャリアが別の肝炎に感染することをいいます。

B型肝炎・D型肝炎を感染する場合では、B型肝炎が一過性ですむため、B型肝炎が治るとD型肝炎も無くなります。
B型肝炎・D型肝炎、2種類の急性肝炎が起きるため、劇症肝炎などにといわれています。
B型肝炎のキャリアがD型肝炎に感染した場合、問題になることがあります。
B型慢性肝炎への重感染で、B型慢性肝炎が劇症化することもあります。
B型肝炎のキャリアがD型肝炎に感染した場合、D型肝炎が率が高くなり、70%がB型肝炎とD型肝炎のキャリアにといわれています。


【D型肝炎の治療】
D型肝炎ウイルスは、B型肝炎ウイルスがなければ存在できません。
D型肝炎は、B型肝炎を体から追い出せば排除されるので、D型肝炎の治療としてはB型肝炎の治療を行ないます。




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アルコール性肝障害

アルコール性肝障害とはアルコールの摂取しすぎによって起こる病気です。

アルコールが原因で起きる肝障害は肝臓病全体から見ると決して多くありません。

長年お酒を飲み続けるとアルコール性肝障害になる可能性は高くなります。

ビールなら大瓶6本ぐらいを毎日欠かさず15年以上飲酒している場合、50パーセント以上の確率で肝硬変なるというデータがあります。

肝硬変にならなくても、アルコールの多量摂取によって何らかのアルコール性肝障害を起こしているとされています。

アルコールが大好きな方はアルコール性肝障害にならずに、ずっとお酒を飲めるように考えながら飲むようにすることがお勧めです。アルコール性肝障害は進行すれば命にかかわる病気です。


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アルコールと肝臓病の関係

アルコールが摂取されると肝臓によってエネルギー源に変えられ最終的には炭酸ガスと水に分解され排出されます。

毎日大量にアルコールを摂取すると、肝臓は絶えず働き続け休むことが出来ずに傷んでアルコール性肝障害の可能性が高まります。

またアルコール性肝障害の問題は摂取するアルコールの量であり、アルコールに強い、弱いということと、アルコール性肝障害にはまったく関係がありません。

アルコールを大量に飲む人ほどアルコール性肝障害になる可能性が高いです。

お酒が好きな方はアルコール性肝障害の発見のためにも年に1回は、生活習慣病予防健診で肝臓の検査を受けるといいでしょう。

アルコール性肝障害などの異常が見つかれば超音波検査やCT検査、腹腔鏡、肝生検などの詳しいが行われます。

アルコール性肝障害は、早期に発見し早期治療を受ければ肝がんに進むことはあまりありません。


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B型肝炎の感染経路:垂直感染(母子感染)

現在、日本のHBV感染者は120万~150万人いるとされていますが、その多くは母子感染防止策がとられる以前の母子感染によるものです。

母親がHBVに感染していると、出産のときに産道において血液を介して赤ちゃんに感染することがあります。乳幼児は免疫機能が未熟なため、HBVに感染してもウイルスを異物と認識することが難しく、また認識できても排除する能力が弱いためウイルスは肝細胞にすみつき、感染した子供は無症候性キャリア。

思春期~30歳ごろになると免疫機能が発達し、ウイルスを体内から排除しようと肝細胞を攻撃し始めるため、肝炎を発症します。しかし、多くの人は肝炎の症状も軽く、肝障害が進行することは少ないのですが、HBV感染者の約10%の人が慢性肝炎に移行します。また、HBV感染者の約1~2%の人が、肝硬変、肝がんを発症します。

現在では、母子感染防止策がとられており、新たな母子感染はほとんど起きていません。




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B型肝炎の治療法

急性B型肝炎では、まず安静が第一です。

急性肝炎の場合では劇症肝炎への悪化を防ぐため入院が必要になります。

黄疸が消え、肝機能がある程度回復してくると自宅療養用も可能になってきます。

薬物療法では、抗ウイルス剤と細胞自体が自己防衛のため産生する物質の生成促進剤や、一旦免疫を薬剤で抑制しそのリバウンドで免疫力アップを図る方法もあります。

B型の慢性肝炎は、C型慢性肝炎とは異なりウイルス除去が困難といわれています。

治療目的は患部位の炎症つまり肝炎を抑える事とされています。


B型肝炎のウイルスは「HBs」「HBe」「HBc」の3種類の抗原を持ちそれぞれの抗原と抗体の関係で、治療法も変わります。




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C型肝炎の感染予防

C型肝炎があるからといって、ほとんど感染する必要はないといわれています。

C型肝炎が感染するためには、C型肝炎の人の血液が他の人の血液の中に入る必要があります。

一緒に入浴しても大丈夫でしょうし、洗濯も一緒に洗っても大丈夫であるといえます。

しかし、C型肝炎の人が出血した場合は、多少の注意が必要です。

出血があるパターンとしては、鼻血やころんで怪我をしたときなどは出血がありますので、処置をしたティッシュなどは、しっかりと血液が他に付着しないように捨てるようにする必要があります。

歯ブラシは、歯茎から出血することがありますから、共用すると感染する可能性がないとはいえないので、避けるようにします。

かみそりについても、肌から出血する恐れがありますので、共用しないようにします。

血液以外にも、唾液でもC型肝炎に感染するのではないかと考える人もいるかもしれませんが、基本的に唾液でC型肝炎に感染するということはありません。

��型肝炎があるからといって、あまりにも神経質になる必要がありませんが、出血の恐れがあるものに関しては、ある程度の注意が必要になってくると考えられます。




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C型肝炎とアルコール

肝臓がんの原因としては、アルコールの取りすぎによるものと考えられてきましたが、最近では肝臓がんの直接的な原因としては、C型肝炎ウイルスによるものであるといわれるようになりました。

��型肝炎にはアルコールは関係ないのかと言うと、むしろアルコールを多く飲んでいる人ほど、C型肝炎を悪化させるということがわかってきています。

��型肝炎が悪化するということは、肝臓がんになる可能性が高いということですから、間接的にはアルコールの飲み過ぎも、肝臓がんとは無関係ということではありません。

アルコールを飲み過ぎると、肝機能が低下し、C型肝炎ウイルスに感染している場合は、脂肪肝になりやすくなります。

脂肪肝になると、C型肝炎の治療の妨げにもなりますから、治療上もよくありません。

��型肝炎が発見された人は、アルコールをほどほどにする必要があります。

アルコールの飲み過ぎは、肝機能の低下を初め、あらゆることに関係してきますから、C型肝炎に関わらず、注意をする必要があるでしょう。




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C型肝炎と鉄分

C型肝炎では、気をつけなくてはいけないポイントとして、あまり鉄分をとりすぎないということです。

なぜC型肝炎があると、鉄分をあまりとりすぎてはいけないかというと、C型肝炎ウイルスに感染している状態ですと、鉄分が肝臓に付着しやすくなるからです。

鉄分が肝臓に付着しやすくなると、肝炎が悪化しやすくなります。

鉄分を全く食べないということは、実際には不可能ですので、多少食べることは問題ないと思われます。

肝臓に言いといわれている、しじみなどは実は鉄分が含まれています。

肝臓にいいからといって、しじみをたくさん食べることは、返って逆効果ということになってしまいます。

しじみ以外にも、納豆や小松菜、ひじき、レバーなども、鉄分が多く含まれていたりします。

食生活において、C型肝炎だからということで神経質になる必要性はありませんが、少しは鉄分を意識して、鉄分を多く含まれる食品を食べ過ぎてはいけないかチェックする必要性もあります。




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肝硬変の原因:脂肪肝

健康診断でγGPTやGOTの値が高くて、病院で診察してもらったら脂肪肝と診断された。

脂肪肝と診断されてもそれほど深刻に受け止める人はほとんどいないと思います。

あまりにも脂肪肝という病気が一般的になってしまったせいもあり、脂肪肝は怖くない病気だと勘違いされている感じがします。

脂肪肝は男性の10%、女性の3%がかかっていると言われる国民的な生活習慣病の一つで肝臓に脂肪が溜まり肝機能が徐々に損なわれていく病気です。

脂肪肝くらい大丈夫だろうと安易にに考えていると数年後、数十年後には肝硬変や肝臓癌に進行してしまう可能性のある病気なのです。



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脂肪肝の症状としては初期の段階ではほとんど自覚症状はありません。

脂肪肝が進行した場合は、「疲れやすい・体がだるい・食欲がない」といった、肝臓病の一般的症状があらわれます。

肝臓は元来、沈黙の臓器といわれるくらい我慢強い臓器で多少の無理をしたとしても自覚症状があらわれることはほとんどありませんから、もし自覚症状があらわれた場合はすぐにでも治療をしなければなりません。

脂肪肝の原因としてあげられるのが、「肥満」「アルコール」「糖尿病をはじめとした代謝異常」の3つですが、「肥満」と「アルコール」が原因の約70%をしめています。

最近では、原因の一つとされてきた「アルコール」での脂肪肝は減少傾向にあり、そのほとんどの原因が「肥満」となっています。

アジアの人々は脂肪を蓄積しやすい遺伝子をもっており、更に食生活が欧米型の糖分や油分が多い食生活に変化してきたこともあり肥満が増加し、その影響で脂肪肝が増加したとも言われています。

注意しなければならないのは体系的な肥満だけが脂肪肝の原因ではないということです。
無理なダイエットをしたりすると、どうしても体内に脂肪を蓄えようとする力が働き肝臓に脂肪が蓄えられてしまいます。
外見的には肥満とは無縁の体系をしていても身体の中は肥満状態ということもありますので注意が必要です。


肝硬変の原因:ウイルス性肝炎

アルコールや肥満が原因で発症する肝硬変以外にウイルスが原因で肝硬変や肝臓癌を発症してしまう場合があります。

日本人の場合の肝硬変の原因でもっとも多いのが、ウイルス性の肝硬変でB型肝炎ウィルスとC型肝炎ウィルスによるものです。

ウイルス性肝炎は、A、B、C、D、E型などの肝炎ウイルスの感染によって起こる肝臓の病気です。

��型、E型肝炎ウイルスは主に食べ物を介して感染します。これは海外での食事が原因となる場合が多いようです。

��型、C型、D型肝炎ウイルスは主に血液を介して感染します。輸血や母子感染が主な原因となる場合が多いようです。

血液をかいして感染するB型、C型、D型肝炎ウイルス中でもB型、C型肝炎ウイルスについては、感染すると慢性の肝臓病を引き起こす原因ともなります。

肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなります。
一部の方では、倦怠感、食欲不振、吐き気、黄疸などの症状が出ることがありますが、全く症状が出ないことも少なくありません。

B型肝炎の場合は、まったく症状が出ない無症候性キャリアの方がほとんどで、全体の10~20%の方のみが肝炎を発症します。

C型肝炎ウイルスの場合はB型肝炎ウイルスより肝炎や慢性肝炎、肝硬変や肝臓癌に進行する割合が高くなります。

どちらのウイルス性肝炎の場合も血液で感染しますので、他人の血液に安易に触れないようにすることが重要です。

肝炎ウイルスは空気感染はしませんので、常識的な注意事項を守っていれば、日常生活でうつることはまずあり得ません。



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肝硬変の原因:アルコール

アルコールは適量を飲めば百薬の長ともいわれていますが、適量というのが難しいです。

どの程度の飲酒で肝硬変の危険度が増すかといいますと1日平均150g以上のアルコールを飲む人が危ないと言われています。

この量はお酒に換算すると、日本酒で約5合、ビール大びんで約5本、ウイスキーではダブルで約5杯ということになります。

これだけの量を毎日飲む人なんてそうはいないと思うのですが日本人の1/50人もの方がこれだけの量を飲んでいるそうです。

この量を2週間続けただけで脂肪肝になり、日本酒約3合を毎日飲む方の2割はがやがてアルコール性肝障害を発症し、一部症例では、発熱、黄疸、右上腹部痛、肝臓の圧痛、食欲不振、嘔吐、下痢などの自覚症状を訴えます。

更にアルコール性肝硬変に至ると、しばしば糖尿病、下肢の浮腫、黄疸、腹水、痔出血、吐血を認めるようになります。

男性の場合は、この量を20年間飲み続けると肝硬変になる可能性が高くなり、女性の場合は12年間飲み続けると、その可能性が高くなります。

最近では男性より女性の方の飲酒の割合が高くキッチンドランカーという言葉でもわかるように肝硬変になる前にアルコール依存症の症状が現れることも少なくありません。

ウイルス性の肝炎を患っている状況での大量飲酒は肝硬変だけではなく肝臓癌に進行してしまう割合が高くなりますので注意が必要です。



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アルコールが原因の場合の肝硬変の治療は、まず断酒です。

アルコールを断たないことには肝細胞へのダメージを無くすことは出来ませんので、禁酒ではなく断酒をすることが治療前の準備となります。


肝臓の病気 うっ血肝

うっ血肝とは
心臓への血液のもどりが悪くなって、肝臓に血液がうっ滞して、肝臓の組織に障害がおこります。
急性心筋梗塞、急性心不全、心臓弁膜症、慢性心不全などの疾患があるとおこる肝障害です。
原因は、心臓のポンプ作用が低下することで、全身の循環血液量とともに肝臓の循環血液量も減少し、肝臓への酸素供給も低下してしまいます。
肝臓はうっ血による腫大と低酸素血症がおこり、肝細胞は障害を受けます。

うっ血肝の症状
 全身のむくみ、頸静脈の怒張、呼吸困難、肝臓が腫大、肝機能障害、右季肋部痛、黄疸、腹水、心肥大、頻脈、チアノーゼ、うっ血性肝硬変、肝不全などがみられます。
急性心不全では急激に肝臓が腫れて痛み、慢性心不全ではうっ血が長期間つづいてしまうことでうっ血性肝硬変まで進行することがあります。
心筋梗塞や肺梗塞による急性うっ血は、肝細胞の急激な酸素不足で急性肝障害をおこします。

うっ血肝の治療
原因となる心臓疾患に対する治療をおこない、肝細胞を保護するための肝臓の庇護療法がおこなわれます。
また、食事の減塩指導および強心薬や利尿薬などの投与がおこなわれます。



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脂肪肝に効く食事療法メニュー 1日目

脂肪肝のための食事療法1日目 朝食メニュー
•シジミの味噌汁
•卵焼き
•ジャコおろし
•ホウレン草の磯部和え
•ご飯
•ミカンかオレンジ
脂肪肝を治癒する代表的な食材のシジミを早速持ってきました。鰹節などで出汁をとらなくてもシジミのうまみだけで十分に美味しくなります。

卵焼きはもちろん油控えめにして下さい。テフロン加工のフライパンを使うことをお勧めします。焦げ付きにくいため油の量を減らせるからです。

塩はミネラル分の多い良い塩を用意しましょう。味も段違いです。ジャコおろしは大根おろしにちりめんジャコをのせたものです。醤油で味付けしてください。ホウレン草は茹でて海苔と醤油で和えます。

脂肪肝のための食事療法1日目 夕食メニュー
•ワカメと豆腐の味噌汁
•カレイの煮物
•切り干し大根
•ご飯
たんぱく質をしっかりとることを心がけてください。脂肪が少なく高たんぱくな白身魚は脂肪肝にはうってつけの食材です。煮魚に甘みをつけたいときはゼロカロリーの人口甘味料を使いましょう。

サヤインゲンや針生姜を添えて食べるとビタミン類もしっかり取れます。また海草はミネラルが豊富で低カロリーです。どんどん食材に取り入れましょう。豆腐にも植物性たんぱく質が豊富に含まれています。なので納豆なども重要な食材になってきます。

切り干し大根には繊維質が豊富です。にんじんなどを一緒に煮ることによってベータカロチンも摂取できます。


脂肪肝に効く食事療法メニュー 2日目

脂肪肝のための食事療法2日目  朝食メニュー
•トースト
•カッテージチーズ
•鶏肉と野菜のスープ
•グレープフルーツ
バターは動物性脂肪が多いので使わないようにしましょう。その代わりに脂肪分の少ないカッテージチーズをつけてみました。カッテージチーズは市販のものを買ってもいいですが、牛乳とレモン汁で手作りすればよりおいしい物が食べられます。

鶏肉は脂肪分のすくない胸肉を使いましょう。皮の部分は脂が多いので使わないようにしましょう。野菜はキャベツ・にんじん・たまねぎ・セロリ・トマトなどいろいろな香味野菜をいれて作ることをお勧めします。翌日の分も作ってしまうと朝の調理が楽になります。

 
脂肪肝のための食事療法2日目 夕食メニュー
•鯛とキノコの酒蒸し
•野菜の味噌汁
•焼きなす
•ご飯
キノコも白身魚も脂肪肝の食事療法には欠かせない食材です。電子レンジを使うと簡単に調理できます。もちろん蒸し器を使ったほうが美味しくできることは確かです。

野菜の味噌汁にはいろいろな野菜を入れてください。大根やにんじん、ゴボウ、ネギなどがお勧めです。焼きナスは油を使わないように弱火で汗を欠かせるように蒸し焼きにするのが良いでしょう。

どうしても油が欲しくなったときは少し贅沢な油にしましょう。アーモンドオイルやグレープシードオイルなどを少量だけ使ってみてください。他に肉を焼くときなどピーナッツオイルなどもしつこくなくさっぱりと旨みをまして焼くことができます。