脂肪肝を防ぐ大豆
大豆にはコリンという成分が含まれています。これは、アルコールによって作られた中性脂肪が肝臓に沈着しておこる脂肪肝の脂肪を取り除いてくれる作用があります。
肝臓病予防になる豆乳 豆乳に含まれているダイズの物質に サポニン、コリンが含まれています。サポニンは、これまで溶血作用をもつ植物性要素として知られていましたが、逆に溶血を阻止するもの、血圧低下作用のあるものといろいろある事がわかってきました。
また、コリンは、肝臓から余分な脂肪を取り除くリポトロピック・ファクター(抗脂肪肝因子)の一つで、ビタミンB群に属しています。ダイズに含まれるこれらの成分は豆乳にも受けつがれています。
肝硬変の予防に酵母 フェニルアラニンは糖分の代謝に関与するので、糖分をつくる機能や肝臓によい影響を与え、メチオニンはリン脂肪の合成を促進するので、肝臓にある余分な脂肪分をリンと合成させ正常に働くようにし、脂肪肝や肝硬変などの予防に役立ちます。