C型肝炎とは

C型肝炎とは?


C型肝炎は肝臓の病気です。C型肝炎ウイルスに感染し、発病することで起こります。

感染ルートは血液です。輸血や注射針の使い回し、消毒が不十分な治療器具の使用などから感染します。

肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなります。しかし、初期では自覚症状が現れません。自覚症状があらわれるのは、かなり肝臓が悪くなり機能が低下してからです。

そして、C型急性肝炎の多くは慢性化します。C型慢性肝炎になると、自然に治ることはほとんどありません。そして、そのままにしておくと、肝硬変や肝臓がんになる場合もあります。



C型肝炎の症状


C型肝炎の症状としては、倦怠感(けんたいかん)、食欲不振、嘔吐(おうと)、黄疸(おうだん)、肝臓の腫れ上がる、などがみられることもあります。このような症状があらわれた場合は、かなり肝臓の機能が低下していることがほとんどです。



肝炎ウイルスの種類


ちなみに、肝炎ウイルスは、A型、B型、C型、D型、E型、G型など、いろいろな種類があります。